2016-01-01から1年間の記事一覧

コーヒーフラペチーノ。

炎天下の暑さは容赦ない。 でも、木陰にいると意外に涼しく感じるから、東京は関西より湿気が少ないと思う。 平屋の暑さも結構なもので無風になると、途端に汗が噴き出す。 これはいかんと思い、濃いめのコーヒーに砂糖を溶かし、牛乳と氷を入れてクラッシュ…

お腹に響くお囃子の音、太鼓の音。

週末毎にどこかしらで夏祭りが開催されている。 だから、目的のお祭りに行く途中の駅でお祭りに出くわすこともある。 盆踊りといえば、河内音頭が一度は流れる大阪ではあまり阿波踊りは目にしなかったから、東京で初めて間近で見、その迫力に驚いた。 一直線…

恋しくなる。

数日、用事で家をあけた。 平日の昼間に帰宅したので、夫はいなかったが、みるくが玄関先で出迎えてくれた。 家を見渡すと、きちんと片付いていて、日頃、家事をしない夫が頼もしく思えた。 疲れたけれど、持ち帰った洗濯物を洗い、掃除機をかける。 そして…

ゆで卵と生卵の違い。

朝に食べるゆで卵。 食べる分だけを茹でるよりも幾日か分を一気に茹でる方が火を使う量が減っていい。 でも、それだと冷蔵庫の中でどれがゆで卵でどれが生卵なのか区別がつかない。 割って、あちゃーとなる前に遊び心を加える。 顔があるのがゆで卵。

平屋の涼しいところ。

暑い日が続いて、平屋も朝から気温が上がる。 無風になると暑さに拍車がかかって、冷蔵庫の麦茶に手が伸びる。 あれ?そういえば、みるくは? 慌てて探したら、風呂場の窓辺で突っ伏していたみるくが顔を上げ、振り返った。 その涼しげな顔が恨めしい。

これでもかの技。

表参道から渋谷に帰る道すがら、レッドブルのテントが見えた。 どうやら、ストリートカルチャーの大会のようだ。 ストリートダンス、ダブルダッチ、ヒューマンビートボックス、BMX、スケボー。 どの競技もどの選手も繰り出す技は見事だ。 これでもかと技を見…

最小限の火で焼き浸し。

暑い日が続くから、料理の手を少し抜いてみる。 庭で取れるなす、ピーマン、おくら、インゲンを油で炒めて、琺瑯容器にいれ、鰹節と昆布を乗せて、鍋で一煮立ちした醤油、味醂、酒、砂糖を加える。 あとは時間が食材に味を染み込ませてくれる。

歌舞伎座、手拭い。

築地から銀座へ歩く。 ちょうど良いから、歌舞伎座も拝んでいきましょう。 数年前に来た時は工事中だった歌舞伎座が今はででんとそびえ立つ姿になっていた。 交差点を渡り、歌舞伎座のはす向かいにある足袋屋に吸い寄せられる。 あれこれと迷い、とりあえず…

セミが鳴く。

平屋の玄関には大きなシンボルツリーがある。 だからなのか、毎朝、新しいセミの抜け殻が玄関脇にくっついていて、ギョッとする。 風呂場の窓からふと外を見ると、笹の葉に抜け殻が見えた。 いや、抜け殻だけじゃない。 透明な羽根に色素が薄い孵化したての…

朝から食べ歩き。

すじこおにぎり、エビ天おにぎり、ベーコン巻(練り物)、卵焼き、マグロの巻き、あんこクロワッサン、だんご(こしあん)、カレーパン、ポテトサラダパン、ミニあんぱん。 あんこクロワッサン以下は持ち帰り。 卵焼きは2店舗を食べ比べたが、どちらもお菓子のよ…

形にこだわらない。

平屋の家庭菜園で消費しきれないほどのミニトマトができるから、贅沢にもトマトソースを作った。 オリーブオイルで玉ねぎを炒め、ストウブいっぱいにミニトマトを入れる。 蓋をして、熱を加え、塩コショウで味付け。 ミニトマトと炒めた玉ねぎの甘さを存分に…

鎌倉アルプス。

3年ぶりに鎌倉へ行った。 以前は鎌倉から江ノ島への観光。 今回は北鎌倉から鎌倉へ抜ける鎌倉アルプスを歩いた。 建長寺から始まる登山道には4つの山があるがどれも150mほどで大きな起伏はなく、歩きやすい道だ。 残念ながら、雲が出ていて、富士山の姿は拝…

縮んだストール。

窓辺に敷いているストールは冬用だが、こんなに暑くなってもみるくは庭を眺める時にそこに身体を置く。 そして、時折、身体に引き寄せて、噛んでは蹴るを繰り返す。 思う存分、楽しんだ後は一息ついて、毛繕いに勤しむ。 色んな意味でみるくのお気に入りのス…

溶ける氷。

暑い日が続くから、出店の天然氷に吸い寄せられた。 何の雑味もない氷はスプーンを入れても、口に入れても驚くほど優しくて、綿あめのように溶けていく。 その白さに少しばかり色をつけるシロップがあってもなくても構わないほどに氷の冷たさを味わう夏の涼…

夏休み前の塩豆大福。

昔、職場で出町ふたばの塩豆大福をいただいたとき、あまりにもあっさりした上品な甘さのあんこに少ししょっぱいお豆の組み合わせに驚いた。 あぁ、これは大人の味だ。 大阪の地元のこじんまりとした和菓子屋の塩豆大福をいただいたとき、いつもながらの滑ら…

揺れる風鈴、ほおずきの海。

保育園への道にある民家の軒下に橙色の可憐な蕾を見つけ、母がほおずきの実は食べれるんだよと教えてくれたことが記憶に鮮明に残っている。 そんな昔のことを思い出すほど、あまりほおずきは身近なものではない。 だから、風鈴が風に揺れ、ひっきりなしにそ…

夕方の少し手前。

天気が良い日も悪い日も、朝には平屋の窓という窓を開け放つ。 押し入れもそうする。 ただ、天気が良い日にはクローゼットと天袋も開けるのが加わる。 風が心地よい日は平屋の空気が一掃され、外と一体化する。 みるくはその日の一番気持ちよく過ごせる場所…

白×白+黒、お好みで黄。

暑い日が続くと、台所の空気がモヤっとしだす。 ガスの火をつけると、その熱と換気によって空気は動くものの、モヤっとに熱が加わるだけで過ごしやすい空間になることはない。 それでも、冷房器具をつけずに料理を作る。 台所という小さな空間で1人、真夏の…

見納め、また来年。

東京は大通りからふらっと裏通りへ入ると、すっと人がいなくなる時がある。 そんな時は決まって、町並みもどこか懐かしい雰囲気だったりする。 今年の梅雨はしとしとと長く続く雨が少ないから、洗濯物が乾かないと嘆くことも少ない。 ありがたいことだけれど…

くっつく。

我が家は全員、一人っ子だ。 みるくは出会った頃には周りにそれらしい家族はいなかったし、一緒に住み始めても兄弟猫がいるわけではないので、一人っ子とする。 だからなのか、甘えたで、ふと気づくと側にいる。 そして、身体のひとところをくっつけてくる。…

サンドイッチとポテトチップス。

ギザギザのポテトチップスは少しばかりリッチな雰囲気がする。 その形状がいつもとは違うから? それもあるが、多分、厚めにスライスされているものが多いという現実的な理由もある。 封が開いたポテトチップスを見て、これは食べないといけないと脳が囁いた…

庭用の手袋。

強い日差しにスコールのような雨。 猛暑になるらしい今夏の序章のごとく、不安定な天気の梅雨だ。 庭の草木にとっては恵みの雨と太陽らしく、刈っても刈っても、いつの間にか背丈をグングンと伸ばし、その勢いは天にも届きそうなほど。 100円ほどで購入した…

パイを平らげる。

パイを2切れ買ってきた。 夫と食べようと思っていたのに、胃に優しい食べ物が食べたいらしい。 しょうがないから、お昼に1人で食べてみた。 バターの香りが濃厚なサクサクのパイには苦めのブラックコーヒーが抜群に合う。 ポテトパイにチョコレイトパイ。 調…

雨が降れば。

券売機に100円を2枚入れる。 出てきた券を入場ゲートでかざして、足を一歩踏み入れると、緑の風が吹き抜ける。 太陽の光が強すぎて、木陰木陰と足を運ぶ。 雨が降れば、好きな映画のワンシーン。 新宿御苑

アイスクリームを頬張る。

暑い。 ギラギラとした太陽の光が肌を刺す夏がもう少しでやってくる。 梅雨に入った頃、今夏初のスイカを口にした。 程よい甘みに確かな水分。 身体を潤す夏の風物詩だ。 同じ頃、氷菓にも手を出した。 さて、次はアイスクリームかな。 家で作るアイスクリー…

餡を包む。

手先は器用な方ではない。 というより、結果を見たい気持ちが優先し、どうしても作業が雑になるのだ。 慎重な性格には程遠い。 平屋で少しゆっくりすることを覚え始めたのか、餃子作りが丁寧になった。 餃子の皮に餡を乗せ、ゆっくりとひだを作りながら、餡…

枕を取られる。

みるくが足にじゃれつく。 次の瞬間、小さな歯を立てる。 今日も朝が来た。 午前6時近くになると、みるくは決まって、私を起こす。 そして、私が起き上がると、ゆったりと横になり、私の枕に顔を寄せる。 横たえた身体を撫で、額を撫でしていると、喉から幸…

ペティナイフがあれば。

結婚祝いに包丁をいただいた。 数ヶ月前に切れない包丁に業を煮やし、どの包丁にするか迷っていた。 6月初め、有次のペティナイフとパン用にレコノムクラシックのテーブルナイフを我が家に迎え入れることを決断した。 すると、その二日後、夫が平べったい包…

緑を楽しむ。

東京は人間の密度と同じくらい緑が豊かだと思う。 繁華街のすぐ近くには大きな公園があるし、それこそ繁華街から離れるととんでもなく大きな公園が出没する。 そして、公園でゆっくりと休日を楽しむ人も多い。 関東平野はとても広くて、山は遠いけれど、公園…

晴れ間にアイスカフェオレ。

数日ぶりの晴れ間。 しっかりとした太陽の光が清々しく、梅雨にもかかわらず、湿気もなく、気持ちが良い風がそよそよと吹いている。 数日前の暑い日に我が家でもアイスコーヒーを作った。 今日はそこまで暑いわけでもないけれど、気分転換にアイスカフェオレ…